ニュージーランドに住むピーター・ドネリー(Peter Donnelly)をご存知ですか?
何故かサルバドール・ダリのことを検索していたら彼の記事“Call Him The Sand Man”がヒットして・・・。 週末、砂浜の干潮時に現れ巨大な絵を描く。 それは砂浜でダンスをしているようにも見え、サンドダンサーと呼ばれたり。 これを10年以上続けている彼。 途中で上から確認するわけでもなく、ただただ砂の上を棒や熊手などで削っていく。 悩むわけでもなく、楽しそうだし。 何か神がかった様にも見える。 巨大画を描き終わり「今、あなたのアートワークの上で潮が巻き上げてますよ。」とインタビュアーが声を掛けると、 「これが美しい瞬間なのです。今、描き終わり、これが生まれました。そして寿命がきて、消えていきます。それが調和の美しさ。それは儚い現実であり、宇宙と海からの贈り物なのです。」と答える彼… Call Him The Sand Manより その言葉にグッときた。 干潮時に描いているので、 これだけの大作が数時間後に、儚くも波に洗われてしまうのです…。 生まれ、消え行く・・・その繰り返しが自然の摂理だと。 ここ数日、ナスカの地上絵のことを考えていたから、なんだかシンクロしたような不思議な気分。 それにしても凄い・・・カッコイイ!! ご訪問ありがとうございます。 Happyの波動が広がりますように ペルーのクスコ集中豪雨による被害も心配です。 被害に遭われた方へのお見舞いを申し上げると共に、救出作業がスムーズに運びますようお祈りいたします。
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--- SeaQueenさんへ ---
いいですね。 美しく消えていくということが、実は難しいのかも・・・と、私も考えてしまいました。 欲や未練だらけの生活なので、こんな潔さは憧れます。
Hidemi * URL
[編集] 【 2010/01/31 06:44 】
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これは素晴らしいですね。 ラマ教のお坊さんがまったく同じようなことを言ってた気がします。人生とダブらせて考えてしまいます。 一つのまっすぐな線さえ満足に描けない私のような人生でも、消える時は、ちょっとは美しいって思えるかなー、 やっぱ無理かなー と自問してしまいました。
--- Miwaさんへ ---
でしょでしょっ!! 自分で写真に収めてる風でもないし、最初の作品ってどんなだったのかなぁ? 老後はこんな風に、元気に楽しんで過ごしたいわ。
Hidemi * URL
[編集] 【 2010/01/29 23:10 】
--- すごぉ~い ---
これだけの作品だと、ずっとキープしておきたいと思うけど、消える瞬間が美しいなんて、彼の潔さ、生き方や感覚が素敵だわ。モダンアートだねぇ~。 そういう生き方に憧れます。 |
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